筒城宮跡と朱智神社探訪
[雑記]筒城宮跡と朱智神社探訪
「御寶*」の*の字は「前」。止(足)+舟、どちらも前に進むから「前」となったのか?。
こんな字ははじめて見た。
神主さんの屋敷の前にも「牛頭天王」の石灯籠。
ここで本殿彩色復原工事の記念誌を頂いた。こんな辺鄙な山奥によくこんな立派な社殿を作ったものだ(明日のブログに写真掲載)。
碑の裏面に「昭和三年 京都 三宅安兵衛依遺志建之」と刻す。
「継体天皇皇居故趾」・「朱智神社(社号標)」の二つの碑も同様だった。
この三宅安兵衛氏(天保13年・1842〜大正9年・1920)は若狭小浜の生れ。京都で帯織物業を営み、一代で財をなした。
長男清治郎氏は「この一万円を公利公益に使え」との亡父の遺言によって、大正12年から昭和5年の8年間にわたり、当時京都帝国大学の考古学講座担当教授であった浜田青陵博士の協力を得て、南山城一帯を中心に全数400基におよぶ建碑を実行した。費用総額は2万円(現在の価値にすると約1億円)に達した。これらは、「京都三宅安兵衛遺志碑」と称されていて、訪ねて廻る人もあるという。
※参考サイト:http://www.asahi-net.or.jp/~UW8Y-KYM/hito6_00.html
http://homepage2.nifty.com/NakamuraTakeo-HP/yasu/index.html