生石高原行き(続き)

 8/17(木)朝起きるとM氏は、昨夜のバーベキュー器具の後片付けをしていた。私は敷地内の自然林を散策。趣味の杖にするための、形の良い立木に目星をつけた。後で切らせてもらう。
 朝食は吹き抜けのダイニングで、パンと野菜サラダとアイスコーヒー。5人で雑談をしながらのんびりとしたひと時を過ごす。
 帰りは、和歌山市伊太祈曽(いだきそ)に鎮座する「伊太曽(いたきそ・いだきそ・いたけそ)神社」に向かう。
 由緒、その他は「神奈備」さんのサイトを参照。http://kamnavi.jp/idakiso.htm
 境内の神木・千年杉は落雷で枯れてしまったらしい。幹を切り取ったその一部が割拝殿の中に厄除けの「木の股くぐり」をするために置かれている。境内の一角の小高い所に横穴式の古墳。7世紀頃のものとか?(記憶不確か)。
 参拝のあと、旧社地といわれる「亥の森」。神社から少し離れた田圃の中に小島のようにこんもりと生茂った神奈備である。遠望では分からないが、近寄って森の中を窺うと、中心部は空地(くうち)になっているようだ。周囲を一巡してみると一ヶ所だけわずかに立木の切れ目があって、そこをかき分けると森の中の空地に入ることができた。その正面に小さな祠がある。これが三生(みぶ)神社なのであろう。貴重な良い経験をさせて貰った。
 大屋都比売・都麻津比売の各神社はさほど遠くもないので、ついでに足を延ばしたい気持ちも少しはあったが割愛した。その辺は同行の他の人の気持ちもあるし、また若い時と違って、面倒くさい気持ちの方が勝ってしまうところがある。→(「松下幸之助生誕地」に続く)