浮世小路・一寸法師大明神~裏ナンバ・虎目横丁のおみくじ

 

 

 

 

【摂津河内余話PART(103)】

ハードロック工業見学のお土産~開運おみくじ付 招福羊羹~>

 昨日、先週予告した「浮世小路・一寸法師大明神」と「裏なんば虎目横丁」を探訪してきたが、その内容は拙ブログでご覧頂くことにして、今回は今日の珍しい体験について述べる事にしたい。

 今日の<ハードロック工業 見学>というのは、今秋実施を予定している「郷土文化見学会」の下見の一部である。ハードロック工業株式会社は、「ナニワの発明王」の異名を持つ「若林克彦」氏(1933年生まれ )が創業者・会長で、発明品の”緩まないネジ”

を製造されている。創業五十年足らずの若い会社であるに拘わらず、鉄道や建築物に欠かすことのできない「緩まないネジ」を供給されている優良企業である。われわれ下見の一行は、会社を訪問して1時間ほど会長の貴重なお話を伺ったが、事業の成功者は人生の達人でもある、ということを痛感した。

  さて、今日の珍しい体験というのは、約10名の我々来訪者にお茶の御もてなしに加えて、帰りがけに小さなプラスチックケースに入ったお土産を各自に下さったことである。カセットテープか何かかなと思ったが、よく見るとそうではなく、何と「開運おみくじ付き招福羊羹(井村屋)」というものであった。長方形紙函入りの羊羹が3ケセットで入っている。紙函には「ハードロックスクリュー」などの製品のPR写真。羊羹を函から引き出すとそれぞれの函の内側に「大吉」「小吉」「吉」などの文字と”お告げ・教訓 ”が印刷されている。見学者への手土産に「開運おみくじ付きの羊羹セット」とは、さすが、成功者は心遣いとアイデアが私のような凡人とはちょっと異なりますね。

 

東大阪市のモノ作り工場巡り下見


【摂津河内余話PART(101)】

 東大阪市のものづくり工場の見学会―これは、私の所属する「河内の郷土文化サークルセンター」(約20の文化サークルの連合体。河内小阪の大阪商業大学=「大商大」に事務局を置く。今後は「河内サークル」と略称)の恒例行事の一つに<郷土文化見学会>というのがある。史跡や社寺を探訪するのが通常のパターンであるが、今秋は東大阪市の工場見学を計画している。秋から始まる予定のNHKの朝ドラ「舞いあがれ!」の舞台が、ものづくりの町として有名な東大阪のネジ工場だということを知ったためである。物語のヒロイン(演:福原遥)が東大阪の町工場経営者(演:高橋 克典)の娘という筋書きだそうである。

 今回、「東大阪の工場を記録する会」顧問の成瀬俊彦氏のご教示によって、東大阪市には、緩まないネジのメーカーである「ハードロック工業株式会社」をはじめ、人口衛星”まいど1号”の「アオキ」、肉厚2ミリの銅鐸鋳造に成功した「藤綱合金」、女優・高畑充希の実家「高畑発條」等々、ユニークなものづくり企業が沢山あることを初めて知った。

 なお、創業者として極め付けの超ユニークな人物は「大阪製鋲」=愛称・ダイビョウの故・黒田政治にとどめをさす。

 高井田本通りに面した社屋の一角に「尊政神社」という黒田<政>治を<尊>び祀る立派な神社が鎮座するなどは、超リッパというほかはない。「珍宝閣」というエロのコレクションを公開していたらしいが、代が代わったので、今もあるのかどうか?

確認をしてまた報告します。とりあえず、下記のウエブサイトをご笑覧あれ ↓

https://ameblo.jp/mi-sanpo194/entry-12696445117.html

【切り抜き】ストップ・ザ・放出 浪花の「珍宝閣」の主 黒田政治/大阪製鋲精力絶倫愛人お妾さん13人/平成元年/Z181