寅の展示(大商大図書館)& 鯱いろいろ
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↑↓天守に飾られる「しゃちほこ」とは?意味や由来・見られるおすすめのお城をご紹介
じゃらんニュース より転載
名古屋市役所本庁舎
塔屋の屋根の上には鯱(しゃちほこ)が!
名古屋市中区三の丸(名古屋城三の丸)に建つ名古屋市役所。昭和8年築のレトロな本庁舎は、国の重要文化財。愛知県西春日井郡豊山村(現・豊山町)出身の建築家・平林金吾(ひらばやしきんご)の設計。コンペで、見事、屋上に名古屋城天守を模した瓦葺き屋根の塔を組み込んだ「帝冠様式」の作品が当選。
現存の名古屋市役所本庁舎は3代目の庁舎で、昭和天皇御大典事業として昭和8年9月6日に竣工。
2層の屋根を配した塔の頂上には、四方にらみの鯱(しゃち)を載せ、名古屋城との調和を図っています。
この鯱は、名古屋のイメージを鮮明に打ち出したいという平林金吾のこだわりで、平林案の採用にあたっても、この鯱が高く評価されています。
近代的なビルにも関わらず、屋根に瓦を載せていることから、外観意匠は、「日本趣味を基調とした近世式」。