石切霊園内 生玉十坊桜本坊(圓正寺)墓地

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  石切霊園内の一角を「生玉十坊桜本坊(を合併した圓正寺)」の墓地が占めているのが目に付いた。しかも、その住職が密教関係の著書の多い【八田幸雄】という人だということを知り、非常に興味が湧いた。石切霊園と圓正寺との間にはどのような関係があるのだろう?
<八田幸雄の略歴>
1927年 大阪生まれ。関西学院大学文学部哲学科卒。文学修士
 関西学院大学講師、朝日カルチャーセンター講師などをつとめ
 る。日本宗教学会、日本密教学会、日本仏教学会に所属し論文
を多数執筆。元圓正寺住職。
 編著書に『真言事典』『主要密教経軌解説』(平河出版社)、
 『現代密教講座 第4巻』(共著、大東出版社)、『現代語訳
 真言秘密行法』『空海の思想』(東方出版)ほか多数。

 著書の中の1冊、『お寺とは何か~円正寺を移転してわかったこと~』
に霊園の一角を購入した経緯が詳述されていて、大変面白かった。
 円正寺は、もと松屋町筋に面した下寺町にあったが、松屋町筋の拡幅や、戦災で堂宇が灰燼に帰したことなどの理由で、昭和四十八年頃、墓地は石切霊園と一部王寺霊園に移し、
寺院は生駒市北新町に移転したとのことである。

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