兵庫県氷上郡 山石部神社

[神社]兵庫県氷上郡 山石部神社(※山偏に石の石部)
 神社隣地に「水分かれ公園」があり、川が分岐している。北に流路を取る黒井川は、竹田川となり由良川となつて日本海に、南下する高谷川は加古川となつて瀬戸内に注ぐ。標高95mの日本で一番低い分水嶺である。

http://www.geocities.jp/engisiki/tanba/bun/tab380404-01.html

延喜式神社の調査」サイトより転載
http://www.geocities.jp/engisiki/index.html
延喜式神名帳】石部神社 丹波国 氷上郡鎮座
【現社名】磯部神社
【住所】兵庫県丹波市氷上町石生533
【祭神】奇日方命 (配祀)誉田別命 神功皇后 比売大神
社格】旧郷社

【御由緒】(境内案内板より)
 剣爾山は、三角形の美しい形をしています。こういう山を昔の人は「神奈備山(神様の山)」と言いました。
 山上近くにある大岩は、神様が天から下りてこられる拠り所と考えて、こういう岩を「磐座」(いわくら)と言いました。
 その山の前に建てられたのが、石部神社です。
 このあたりのご先祖、石部の民は、大きな岩をつかって、古墳を造ったり、たんぼを造ったり(後には条里制水田造りもした)する土木工事が得意な人たちでした。
 その部の人達の祖先、奇日方命(くしひがたのみこと)をおまつりした石部神社のはじまりは(和銅三年、今から約一三〇〇年前頃)です。
 後に、八幡宮を勧請(神様のおいでを願う)して、八幡さんとなりました。
 なお、この八幡さんは、柏原の八幡さんより歴史が古く、昔から、この石部神社のお祭をして、その次の日に神様を、柏原の八幡様にお送することになっておりました。その後、石部神社には、いろいろな神様をお招きして、たくさんの神様がおまつりされて、石生の人達の守り神さまとしてお祭りされております。


↓(ちず丸-いそべじんじゃ)より転載
http://masakaki.web.fc2.com/newdir/hyougo/hikamiisobe/hikamiisobe.htm

 ご神体山である剣爾山(けんじやま)の麓。日本一低い分水嶺の水分れ(みわかれ)公園の中に境内入り口がある。境内から社殿背後に剣爾山が見える。
 山頂近くには大きな磐座があるが、境内からは見えない。国道176の水分れ交差点付近からはよく見える。