『羅底曼惹哩』(ラティマンジャリー)の全訳・解説本を頂く

heisai2006-08-20


 この本はインドの古性典であるが、過去のこのブログとの関連上、とりあえず[神仏]のカテゴリーに入れておく。
 今日、阿能仁氏が忙しい中を拙宅に立ち寄られて、この貴重な著書をご恵贈下さった。今日はこれからまた別の研究の取材にでかける途中だ、とのこと。(先生の研究のレパートリーは五指に余る)コピーを頂く約束になっていたのだが、”多忙のために延び延びになっていて申し訳ないので”とのことで、実物を頂戴することになってしまった、という次第である。実はこの本は先生の手元にも自家用の一冊しか残っておらず、この頂いた分は、古書店から自著をいわば買い戻された非常な稀覯本である。恐縮してしまったが、折角なのでありがたく頂戴することにした。
 中身はゆっくりと拝読させて頂くことにして、とりあえず表紙の写真だけを掲げておく。
 表紙は著者(anonym氏)のデザイン。

因みに本書は、下記に収録されてはいるが、著者の意に沿うものではないとのこと。

カーマスートラ : インド古代性典集 / 原三正
出版者: 人間の科学社
出版年: 1986.5
大きさ: 303p ; 26cm
内 容: 印度古典カーマスートラ(性愛の学) / 印度学会訳編
ラティマンジャリー(性愛華集) / 阿能仁訳
ラティラハスヤ(性愛秘義) / 印度文学研究会訳
アナンガランガ(愛人秘戯) カルヤーナ・マルラ著 / 竹内道之助訳
解説 / 原三正

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