サムハラ

heisai2006-08-04


 昨日の新聞に「アメフット日大監督 篠竹幹夫氏」の死亡が報じられていた。
 私はフットボールなどには全く関心がないが、ある事柄の関係で偶然この人のことを知っていた。”サムハラ”にかかわる事である。
 この人の著書『汝 不死鳥たれ』(タッチダウン㈱、1990)P47「サムハラ」
(平斎注)こんな風な和製漢字。4つ目の文字は 手偏+句+口、または手偏+巳+力 などとも書く。以下、その引用文(抜粋)である。
              

 『拾+辛  払+口  拾+辛  手偏+巳+口』とコーチングハウスに書いてある。
 サムハラあるいはザンパラと読む。
 兜金つまり太刀の柄の先端の金物の部分が実家にあって、学生の頃、それにこの文字が刻まれているのを見た。
 「何だろう、何て読むのだろう」と思って、いろいろと調べてみた。
 そして、これが『私は世界一の勇者である』という自己暗示の言葉で、サムハラと読ませることを知った。
 もともとは天照大御神の神代の時代に、御祓いの祝詞(のりと)として発祥した言葉で、外部から侵入する「ツミ、トガ、ケガレ」を避け、開運と成功を祈る祝詞だった。・・・・・素晴らしい言葉を発見した。今後は私の精神の柱にしたいと思った。


◑ サムハラの説明は手間がかかるので、一応これらのサイトを参照↓。
http://www02.so-net.ne.jp/~oshimamd/kaika/i93.html
http://homepage2.nifty.com/pfruit/mimi/02/02018.htm
http://members.at.infoseek.co.jp/senkyow/03/s03061.htm

 この言葉(呪文)は、一度知ると何となく気になる言葉で信奉する人が途絶えないで、細長く続いているようだ。
 大阪にはサムハラ神社もあるし、カリスマ的女流漫画家S・Mさんはこの神社のお守りの指輪を大切にはめている。
 篠竹氏も、新聞に「カリスマ性あふれる独特の指導で知られ・・・」と書かれていた。
 また、合気道の開祖・植芝盛平翁は「武産合気(たけむすあいき)」と書いて”サムハラ”と読ませ、”天叢雲九鬼(あめのむらくもくき)さむはら竜王”を信奉されていた)
 どうもカリスマ性というものと”サムハラ”の呪文とは何か底で繋がるものがあるようだ。