近時片々（３）
・ 11.1 『古代播磨と生産技術（播磨風土記考）』（1987.小田猛 著）を少し見る。第四章「皮革技術」に「猪飼野」の項目がある。（後日抄録しよう）
・ 11.2 洪家食工房で高賛侑（ko-chanyu）氏と会う。コリアタウンを紹介する本を作る計画を進めておられるとのこと。この件は後日「コリアジャパンセンター」のＫ氏からも聞かされた。このブログで見た由。
→http://entitle.blog61.fc2.com/blog-entry-162.html
・ 11.5 組合の旅行に参加。サントリー山崎蒸留所見学。
その入り口付近の道路脇に「西観音寺跡」とか書かれた説明板、石仏を一ヶ所に固めた一角がある。また蒸留所見学を終えて建物を出た所に「椎尾神社」というのがあり、これがその「西観音寺」が寺から神社に宗旨替えした後の姿であるらしい。
（11/28追記―『大阪市立博物館研究紀要・第32冊』「神仏分離による寺社境内の建造物の移転・転用」（酒井一光著）に興味深い記事がある）
西国第二十一番・穴太寺。亀岡市稗田野・湯ノ花温泉渓山閣。帰りのバスの車中から「稗田野神社」という神社（＝式内社）への標識が目に入った。組合前で解散。そこから自転車で帰宅途中、アジアビジネス研究会の人たちの、鶴橋での集まりに顔を出す（６時頃）。尹さんの大阪外大入試合格を祝う会だとか。尹・姜・豊・陳・成らの各氏。姜さん、ワッソの会場で梁石日氏に会ったとのこと。
・ 11.8 10時・白山神社・市史編纂所Ｍ氏。文書借用せず現場で撮影。12時・中崎町2-4-2・NPO法人・大阪ワッソ文化交流協会事務次長Ｍ氏と少談。ガイドブック購入。ビデオの申し込み受付は一ヶ月ほど先、HPで広報するとのこと。座摩社行宮近くで軽食。チコで坂本氏と少談。現地の詳しい図面を頂く。
鶴橋界隈探訪
・ 11.9 コリアタウン（の「御幸通東商店街振興組合」さん）から「コリアタウン猪飼野まつり」の招待状を頂きながら、返信が延引していた。
井上理事長さんのお店「丹青」にちょっと顔を出したら、立派なポスターやチラシを頂いて、ぜひ行こうという気持ちになった。一国一商店街運動の一環として「猪飼野」をアピールしようと、去年からいろいろな新機軸を打ち出して頑張っておられる。また井上氏の友人の木村氏が「丹青」を事務所にして「コリアジャパンセンター」（http://blogs.yahoo.co.jp/dokokimura）というのを立ち上げてコリアタウン発展の一翼を担いつつあるようだ。
・ 11.10 自転車で小橋まで行ったついでに、東高津町5-17にある新風書房に足を延ばして「大阪春秋」№124を買った。いつの間にか購読料の払い込みがストップしたままになっている。丹念に読んでいる暇がないためである。しかし付録には魅力がある。この号の付録は、明治21年刊の5000分の１「大阪実測図」の複製で、これは買わねばと思っていた。（↓下の画像は部分）
弥栄神社御旅所（現・天王寺区餌差町）→大圓寺・寂聞聖観碑（同町）→比売許曽神社御旅所・産湯稲荷（同・小橋町）→「磐舟事跡」碑（同・味原町）→鶴橋駅→日韓親善地蔵（東成区東小橋３）→よあけ食堂前路地→大軌鶴橋停留所跡→比売許曽神社（＝宮司さん不在）→旧・朝鮮町→駅。→大成小学校に０教諭を訪ねる。鶴橋中央商店会（だったか？）の会長さんまでご参加下さる由。うれしい話。→豊川さんから教えて貰った”ヤンチョル（洋鉄＝トタン）トナリ””タク（鶏）トナリ”と呼ばれた辺り（現・南中本公園の東側）。いまその形跡は何もなし。→北中道小学校南側一帯。豊川さんの話ではこの辺りが”森町”と呼ばれた所だとか。昭和30年代頃の区分地図と現在の地図を対照してみると、
○ 城東区森 町＝現・城東区森之宮（１・２丁目）
○ 東成区森町南＝現・東成区中道1丁目全域、および２丁目の西半分（北中道小学校以西）
に該当している。
とすると、豊川さんの言う辺りは、厳密には”森町南”ということになろう。
→中道小に立ち寄る（先生授業中のため会わずに帰る）。
・ 11.11 ２〜４時。生野区民センターにて映画「パッチギ」。（人推協主催）
・ 11.12 12時〜 御幸森第２公園にて「コリアタウン猪飼野まつり」のご招待に出席。区役所のＹ氏などいろんな方々と、マッコリ・ビール・焼肉を頂きながら談笑するのに忙しく、楽しみにしていた創作劇「仁徳ものがたり」は皆目見ずじまいになってしまった。後日ビデオで拝見させて頂くつもり。
